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岩坊さんへ

私から「往復書簡のblogを立ち上げてみませんか?」という提案を差し上げてから、もうひと月以上がたってしまったでしょうか?最初の書簡を差し上げ ようと思って手が付けられないまま、時間が慌ただしく目の前を過ぎ去っております。

仕事に忙殺されているというよりは、日々のメールコーチングでの多様 多彩な対話を返信しながら、あの件のキリをつけてからにしよう、この会合が終わってからにしようと、始まりの切り口を頭の片隅に置きつつ、そういえばこの考えは麻生内閣が生まれる以前にお伝えしたのだったかしら、とか米国の大統領選にまつわる推移と明日に迫った投票日というを横目で見ながら、うむ、実際にこのblogが立ち上がる時には大統領選の結果がでて、どのようなニュースが流れているいる頃だろうかと「時の流れと夥しい変化」を感じております。

そもそもこの「往復書簡のblog」の件をお話ししたのは、原丈人さんの「21世紀の国富論」を読んだところが始まりです。

いえ、そのまた発端は、メー ルコーチングの新しいクライアントの方が、糸井重里さんの「ほぼ日」を話題にしたことからだったのですが、「ほぼ日」のサイトを見ていく中で発見した原丈人さんへのインタビューを読んで、とてつもなく嬉しくなってしまった、こんな面白い方がこんな面白いシチュエーションに存在していたんだという衝撃からでした。

「21世紀の国富論」は2007年の発行ですからすでに1年余。書店に行けばまだ平積みになっているので相当売れてはいるのでしょうが、私自身、横目で眺めていたかもしれないけれど手にとってみなかった。

そして面白い事には、この本を「ぜひ『ほぼ日』を読んでから読んでね!」とお伝えした、岩坊さんを始めとする私の周りの方々のひとりとして、この本の存在を知らなかったか、書店では手に取らない状況にありました。すでに10名を下りませんよ。

お仕事、専門分野は様々な方たちですが、私からみるにこの原丈人さんと同じようなプリンシパルというか、それぞれの本質を心に秘めて生きていらっしゃる方々ばかりなのに!

そしてその上で異口同言に「澄さんから聞かなかったら、この本は読まなかった!こんな面白い人がいるなんて知らなかった」と返信して下さるのです。これはただ事ではありません。(^^)
「往復書簡でblogを」というアイデアはもともとあったのですが、この本をきっかけにしたいと思って浮かんできた相手の顔が岩坊さんだったのはどうしてか。

岩坊さんからも「どうして私なの?」というメールをいただいたので改めて考えてみました。たしか「どんな話題に対しても基本スタンスが変わらないけれども凄く柔軟だからかな?」と返信差し上げたように思うのですが、そう、どんなに現象現実が動いても自分の根源的な姿勢を変えない、そしてそれは 「正しいとか正しくない」とかいう外的な判断を加えられるものではなく、それが岩坊さんの「姿勢・生き方」なのだという事を感じさせる、原丈人さんからも感じる事との共通点があること。

興味ある事には臆せずにご自分の視点からお書きになる文章力があることや、HP、blogの制作にも慣れていらっしゃる事となどが考えられますが、何よりも提案に対して「面白そうだからやろう」と無理せずに乗って下さるのでは?と直観したからとしか言いようがありません。

岩坊さんはSNSにも詳しいし、コミュニティーにも作っていらっしゃいますので「新しいコミュは?」という提案も下さいましたが、私が「往復書簡」にこだわる訳、それも考えてみましたので書いておきますね。

私は仕事柄様々なメディアにも携わってきましたので、それぞれのメディアにはそれの特性・特有の効果的な意味合いがあると考えており、そのどれも否定するものではありません。

e-メールというメディアに関しては、当初からこれほど素晴らしいコミュニケーション手段はないと考えていましたので、それが現職として「メールコーチング」という形でたくさんの方々の「人生の伴走」をさせていただいているという事にも繋がっています。

ところがblogを立ち上げてはみたものの、どうにも日記のようなものを独り語りで続けるのは難しい・・・と、これは全く私的な事情なので無視しましょうか。

「国富論」を読んで私が真っ先に思い出すのは、日本では1981年に出版された「アクエリアン革命」(マリリン.ファーガソン著/実業の日本社)に著わされた意識の潮流のことです。これは原丈人さんがその本を読んでいらっしゃるかいらっしゃないかには全く関わりません。単純に、イデオロギーによって同心円的な集合意識が起こす20世紀型の革命ではなく、新しい意識の潮流は様々な人々の内側に個々に生まれ育まれ、それが既成概念や既成の構造論を超えて未来を人間性に満ちた在り方に形作っていく・・・という考え方だと理解していただけばよいと思います。

ところが上記したように、ネットによる情報の検索は自由であり、また書店と言う同じ空間を通過していても「国富論」という本に出会うことなく過ごしていると言う現実。。。。

この本のテーマを中心にコミュニティーを立ち上げれば面白い意見交換や様々な出会いの数は増えるかもしれない。けれども「往復書簡」というスタイルでやってみたいのは、出会いのきっかけを作るよりももう少し深く、今、この時代に生きている個々それぞれが「この時代プロセスに生きている主人公なのだ」という意識を喚起してみたいという衝動・・・多数が異口同言に意見を述べ合うコミュニティーではなく、全く個性の違う二人がお互いを暴き合う(?)腹を探り合う(?)・・・いえいえ、忌憚なくそれぞれの考えを書く事の中から、そこに介入してみたいと考える方々のとの個々のつながりや掘り下げをしてみたいと思うからなのです。

私自身はもちろん私の人生の主人公ですが、職業柄なのか私の生き方なのか、色々な分野にいる方々が主人公である人生のサポートをしたいし、、つまり私のHPだけでは出会いが限られる方々と出会うきっかけを作りたいし、岩坊さんの生き方や考え方、指向していらっしゃるプロジェクトへの賛同・参画者も発掘できたら楽しいという思惑もあります。

しかしそれが決して目的なのではなく、最も楽しみなのは往復書簡の間に醸し出されていく(かもしれない)ダイナミズム・・・何が見えてくるかなのです。

往復書簡第一稿としてはとりとめない文章になってしまいました。岩坊さんはこの私の考えに対するお考えというよりも、どうぞ身勝手にご自由に、ご自論・ 持論を展開してください。

それではまた。

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